掃除機からの排気がアレルギー疾患の一因だという説がある。掃除機によって吸引されたハウスダストやダニ、花粉などのアレルゲンが、掃除機内で1マイクロメートル単位の粒子状物質に 破砕され、フィルターの性能によっては排気とともに部屋全体に充満してしまう。それを人が吸うと 鼻腔内で捕り除く事が出来ず気管支や肺にまで侵入し、様々なアレルギー疾患を引き起こすというものである。対策としては掃除機の排気を室内(特に乳幼児・子供)に向けずに、窓際室外に向けること、また掃除の前後しばらくは部屋の換気を良くしておくことなどがある。
松下電器製掃除機には、SPS(スーパープロショップ)認定系列店(ナショナルショップ)のみで販売される機種があり、2008年春モデルでは紙パック式「P880シリーズ」がこれに該当する(ふとん清潔ノズルMC-FU1、ペタ隙間ノズル、付属品収納用バッグ付属)。なおこれまで発売されているSPS認定店でのみ取り扱いのナショナル掃除機は全て紙パック式強力パワーモデルである。
体脂肪計(たいしぼうけい)は、人体に占める脂肪の割合(体脂肪率)を測定する計器である。現在では家庭用に量産されている。
体内の脂肪の量(あるいは体重にしめる脂肪の比率)を求めることはかなり困難であったが、脂肪とそれ以外の人体構成成分ではインピーダンスが異なることを用いた測定法が広く行われるようになり、手軽に体脂肪率を測ることができるようになった。そのための計器が体脂肪計である。
例えば、足を乗せるための極板を両足別に用意してその間に微弱な交流電圧を印加し、裸足で極板に乗るようにすれば、人体のインピーダンスを求めることができる。極板にストレインゲージを取り付ければ体重も同時に測定できる。
しかし、体内の
FX
の流れ方は一様ではないので、インピーダンスの測定結果がそのまま体脂肪率を反映するわけではない。体脂肪計は、他の原理を用いて正確に測った体脂肪率を基準として、インピーダンスの測定結果の他に性別、年齢、身長、体重などのデータを加えて換算を行うプログラムを内蔵しているが、必ずしも正確な値が得られるとは限らない。従って、家庭用体脂肪計の結果そのものは一種の目安とし、同じ体脂肪計で測った結果の長期的な変動に注目するとよい。そのため、高機能な体脂肪計には、測定結果を記憶していく機能も内蔵されている。
体脂肪をはかる仕組みは色々挙げられるが、現在普及されている、乗るだけで測定できるタイプの体脂肪計は、体重計などの計測機器のトップメーカー、株式会社タニタが、世界で初めて開発した。 機器としては、家庭用・業務用があり、最近では通信機能を持った体脂肪計も出てきている。 また、一歩進んだ健康管理のため、体重・体脂肪率のみだけではなく、多彩な測定結果を見ることができる、体組成計が普及され始め、体脂肪計とならび、健康状態を簡単にチェックできる機器として主流となりつつある。
アーム(またはハンマー)と呼ばれる、先端部に活字が付いている部品が、機構を介してキーに直結している。印字したい用紙を、ローラーにセットする。任意のキーを押下すると、梃子の原理でアームの先の部分が、インクリボンと呼ばれるインクを染み込ませた帯の上から、ローラーに固定された紙を瞬間的に叩きつける。その際、アームの先端についている活字の形でインクが紙に染み込むため、結果的に印字が成される。押下したキーから指を離すと、アームが元の位置に戻るのと同時に、紙をセットしているローラー部分が活字1文字ぶん左にずれる。このため、いわゆる「キータッチ」はコンピュータのキーボードに比べると、大変重い。
これを繰り返し、印字部分がある程度右側に近づくと改行を促す意味で「チーン」とベルが鳴り、利用者に知らせる仕組みになっている。打鍵したい単語が右側部分に収まりそうにないと判断した場合は、ローラー部分に付いている改行レバーを掴んで印字位置を左側まで戻してやる。これを繰り返す事で、用紙を文字で埋めていく。
アームの先端には、2種類の活字が刻印されている。大文字と小文字・あるいは数字と記号(引用符や感嘆符など)が刻まれているが、これらの印字の切替はシフトキーを押下しながらタイプすることで実現する。
QWERTY配列の手動式タイプライター現在のコンピュータのキーボードのキーの
不動産
が行ごとに少しずつずれているのは、手動式タイプライターの名残である。
手動式タイプライターは19世紀末から20世紀前半を舞台とした映像作品で定番となる小道具であるが、活字アームが完全に戻ってから次のキーを打たないと、アームが互いに絡んで故障する。試し打ちが可能な状態で展示されているタイプライターは、素人が打つことによって例外なくこの症状を起こしている。
現在の最も一般的なキーボード配列であるQWERTY配列に関する巷説で、打鍵速度を落として故障を防ぐために考え出された配列だと言われることがある。しかし実際にQWERTY配列が実用化された頃のタイプライターは、アームが絡まない裏側から打つ構造だったので、無関係である。また他の巷説には、タイプライターのセールスマンが、顧客に対して簡単に美しく「typewriter」という単語の打鍵を披露できるようにしたものだとも言われる。
廉価版では、内部機構の簡易化・コストダウンのため、特定のキーが省かれているものがある。この場合、他の字を代用として充てて打鍵する。例として、数字の「1」を小文字の「l」(エル)・同じく数字の「0」を大文字の「O」(オー)で代用する、などである。
アームがらみを避けるために、
外為
のタイムラグを持って活字を打つようにする機構が工夫された。やがて活字の打刻機構も工夫されることになり、IBMは1961年、ゴルフボール様の部品の表面に活字が刻印されている「Typeball」を開発、1978年には「デイジーホイール」が開発されその後の打刻機構の主流となる。改行や紙送り、打刻などの主要動作も手動から電動に置き換えられるようになっていった(電動タイプライター)。
1970年代ごろから、電動タイプライターの諸機能に加えて、本体にバッファメモリを備えるものが現れた。これにより文字のセンタリング、アンダーライン、デシマルタブ(数字の位置揃え)などが容易に行えるようになった。これを電子タイプライターといい、現在使われているものはほとんどこれである。なお電子式では、改行動作はレバーではなく、改行キーを押下することで行う。欧文電子タイプライターはのちに「欧文ワードプロセッサ」へと発展していく。
電子タイプライターの電子制御機構はのちに、コンピュータの入力装置として応用され、従来のパンチカードや紙テープを駆逐して、コンピュータの重要な入力機器となっていく(→キーボード)。
和文タイプライター日本では欧文タイプライターは、日本語の印字ができないこともあり、欧文ビジネス文書を頻繁に作成する事業所以外では用いられなかった。カタカナの印字を可能にした「カナタイプライター」も存在したが、ひらがなや漢字の印字には対応せず、「和文タイプライター」はその入力文字種の多さ、入力の煩雑さからあまり普及しなかった。文書作成装置が一般家庭をも含めた国民一般に広まるのは、1970年代終わりに欧文ワードプロセッサの機能に「かな漢字変換」機能を加えた「日本語ワードプロセッサ」が登場してからとなる。
DVDは動画を収録可能なCDの次世代光ディスクDigital Video Discとして企画された。しかし用途はビデオだけに限定されないことから、その名称には疑問の声もあった。しかし、略称のDVDが既に一般に定着していたことから、規格決定時には同じDVDが略称となるDigital Versatile Disc(デジタル ヴァーサタイル ディスク、Versatile=多用途の)と命名されたものの、最終的に略称は設けずDVDが正式名称であると決定された。一般にはDVDフォーラム設立時にDigital Versatile Discと正式に定められたと言われているが、他方でDVDフォーラムはDigital Versatile Discを正式名称とすることに合意していないという主張もある。
いずれにせよ、現在は「DVD」という名称が普通名詞として市民権を得ており、一般的に「DVD」という場合は、DVD-Videoを指すことが多い。上記の理由からDVDがDigital Video Discの略称であるということは正式には間違いであるが[1]、正式名称を「DVD」としたことと、先の映像記憶媒体であるビデオテープから「V」と言えば「Video」を連想すること、開発に至った経緯などから[2]、Digital Video Discも俗称として限定的に使用される。なお、DVDプレーヤーやDVDレコーダーなどの場合、パソコンとは異なり、基本的な用途がビデオと同様なので、“Digital Video Disc”の意味合いの方が強いと言われている。ただ、近年では、JPEGやMP3などのファイルを収めたデータディスクを扱える製品も多く発売されており、年々、“Digital Versatile Disc”の方の意味合いが強くなって来ている。